トタンの米びつ


どうですか?この米びつ。厚みのあるトタンの素朴な質感が魅力的。
古きよき日本を思わせる風情があり、昭和好きにはたまらない一品です。

懐かしさも感じつつ、どこか新しくておしゃれです。

この米びつは東京の下町、隅田川沿いにある昭和21年開業の町工場で、、代々こだわりの手作業でトタン製品をつくり続ける職人、近藤さんの手による米びつです。
こちらの工場では、鉄板に亜鉛メッキをほどこしたトタンの板を使っています。
トタンは水や火に強く、中に入れたものを湿気から守ります。

ちなみに僕は一人暮らしをしてた時、こだわって木の米びつを使ってたら虫がわいてそれからしばらく米が食べられませんでした・・・。


それはさておき、この米びつはすべての工程が手作業。丈夫で、長持ち。職人さんのぬくもりが感じられる生活道具です。

板の切り出しから曲げなどの工程すべてを手作業で行うそうで、しかも要所のはんだ付けに至っては、電気を使わず昔ながらの練炭・七輪で溶かしたはんだを塗りつけていくというこだわりよう。この作業は、真夏の時季にも汗だくの中変わらず続けられるそうです。
こんなこだわりの手仕事が、トタンに温かみを宿すのでしょう。

だからでしょうか、使うほどにどんどん愛着がわいてくるから不思議です。

そんなところが、海外の大量生産品にはない手しごとの魅力です。


左から    15kg ¥4410         7kg ¥3465         2kg ¥2100


名前は米びつですが、豊富なサイズとシンプルなデザインですし、前部分と脇部分にネームプレートが入れられるので、中身を書いておけば収納などにも使え、用途は∞です。取っ手がついているので、運びやすいのもいいところ。


あー。なんかこの米びつ見てたらひさびさに給食たべたくなってきた。